2008年7月2日の講座
FMゲンキのパーソナリティにとって「原稿読み」は絶対にマスターする必要がある、基本の基本です。
その理由は、基本が1人しゃべりということもありますが、たとえばCMを読んだり、パブリシティ原稿(有料広告と思ってください)を読む場合は、しっかりとした読みができることが、最低限必要です。
FMゲンキには、おもに「ひめニュース」「全国ニュース」「エリア天気」といった3つの情報コーナーがあります。
「ひめニュース」は、新聞の地方版の記事を紹介しながら、自分自身のコメントをつけます。
新聞記事ですから、記事をそのまま読んでは、書き言葉を読んでいるだけですから、ラジオだと意味が通じなくなってしまいます。聴く人の立場に立って修正するところは修正し、読む必要があります。
「全国ニュース」は、新聞社から配信されてきたニュース原稿を読みます。
一応は読み言葉になっているのですが、それでも意味がわかりにくいところがあれば、自分で修正する必要があります。でも、なにより、自分自身がそれぞれの用語に対して最低限の知識を持っていないと、ただ文字を読んでいるだけで、その内容を伝える事ができないばかりか、切ってはいけないところで単語を区切ってしまったりする可能性もあります。
すなわち、それはリスナーの立場からすると「このパーソナリティはそんな言葉もしらんのか」と、信頼性の低下に直結します。さらには、FMゲンキそのものの信頼も失ってしまうのです。
「エリア天気」は、日常生活を送る方がいちばん気になる情報かもしれません。
しっかり読むことはもちろんですが、晴れているときは晴れやかに読むことで、より意味が通じやすくなります。
原稿読みというと、常に一定のペースで淡々と読む事が最良と考えているかたもいらっしゃるかもしれません。
それはそれで、すばらしい技能かもしれませんが、ラジオの場合、大切なところはしっかり強調したり、繰り返す。わかりにくい言葉は、優しい言葉に言い換えるなど、「相手にしっかり伝わっているか?」ということを、常に自問自答しながら読む事が必要です。
文化放送アナウンサーの白井静雄さんは、ある雑誌のインタビューでこう語ってらっしゃいます。
「例えば【東京地方、明日は北の風、くもりのち晴れ】のうち、確実に伝えたいのは”くもりのち晴れ”の部分。そこをヤマにもっていくために、”北の風”はあえて流す。そして、”くもりのち晴れ”だから、”晴れ”の部分に少しでもうれしい気持ちを込めたい。
ニュースもまたしかり。文章をブロックで捕らえるところ、思い入れをいれてフックがかかるようにするところのメリハリの出来がニュースの読みの善し悪しですね」
演技をする必要はありませんが、リスナーと喜怒哀楽を共にする”自然な表現力”も、パーソナリティにとっては重要な要素といえるでしょう。
来週は、いよいよスタジオ実習です。
しっかり取り組んで、ステップアップにつなげましょう。
その理由は、基本が1人しゃべりということもありますが、たとえばCMを読んだり、パブリシティ原稿(有料広告と思ってください)を読む場合は、しっかりとした読みができることが、最低限必要です。
FMゲンキには、おもに「ひめニュース」「全国ニュース」「エリア天気」といった3つの情報コーナーがあります。
「ひめニュース」は、新聞の地方版の記事を紹介しながら、自分自身のコメントをつけます。
新聞記事ですから、記事をそのまま読んでは、書き言葉を読んでいるだけですから、ラジオだと意味が通じなくなってしまいます。聴く人の立場に立って修正するところは修正し、読む必要があります。
「全国ニュース」は、新聞社から配信されてきたニュース原稿を読みます。
一応は読み言葉になっているのですが、それでも意味がわかりにくいところがあれば、自分で修正する必要があります。でも、なにより、自分自身がそれぞれの用語に対して最低限の知識を持っていないと、ただ文字を読んでいるだけで、その内容を伝える事ができないばかりか、切ってはいけないところで単語を区切ってしまったりする可能性もあります。
すなわち、それはリスナーの立場からすると「このパーソナリティはそんな言葉もしらんのか」と、信頼性の低下に直結します。さらには、FMゲンキそのものの信頼も失ってしまうのです。
「エリア天気」は、日常生活を送る方がいちばん気になる情報かもしれません。
しっかり読むことはもちろんですが、晴れているときは晴れやかに読むことで、より意味が通じやすくなります。
原稿読みというと、常に一定のペースで淡々と読む事が最良と考えているかたもいらっしゃるかもしれません。
それはそれで、すばらしい技能かもしれませんが、ラジオの場合、大切なところはしっかり強調したり、繰り返す。わかりにくい言葉は、優しい言葉に言い換えるなど、「相手にしっかり伝わっているか?」ということを、常に自問自答しながら読む事が必要です。
文化放送アナウンサーの白井静雄さんは、ある雑誌のインタビューでこう語ってらっしゃいます。
「例えば【東京地方、明日は北の風、くもりのち晴れ】のうち、確実に伝えたいのは”くもりのち晴れ”の部分。そこをヤマにもっていくために、”北の風”はあえて流す。そして、”くもりのち晴れ”だから、”晴れ”の部分に少しでもうれしい気持ちを込めたい。
ニュースもまたしかり。文章をブロックで捕らえるところ、思い入れをいれてフックがかかるようにするところのメリハリの出来がニュースの読みの善し悪しですね」
演技をする必要はありませんが、リスナーと喜怒哀楽を共にする”自然な表現力”も、パーソナリティにとっては重要な要素といえるでしょう。
来週は、いよいよスタジオ実習です。
しっかり取り組んで、ステップアップにつなげましょう。




